コンビニエンスストア コンビニの業界規模をご紹介します。 コンビニの業界規模を2005年からチェックできます。コンビニの業界規模・業界動向を比較するときにご活用ください。 コンビニ大手3社の2018年度決算が出そろった。代名詞とも言える「24時間営業」の見直し問題で揺れるコンビニ業界だが、いずれも堅調と言える業績だった。, 事業構造がそれぞれ違うため、数字の大小だけで比較するのには無理があるものの、決算と同時に発表された、店舗ごとの売り上げや出閉店の状況まで見てみると、来るべき変化に対して各社がどんな戦略をもって臨もうとしているのかが多少なりとも見えてくる。, 国内コンビニで9554億円、北米を中心とする海外コンビニ事業で1兆9815億円、イトーヨーカドーやヨークベニマルなどスーパーストア事業で1兆9025億円を売り上げたセブンが突出。唯一減収のファミリーマートはローソンに引き離された。, ・セブン&アイ 6兆7912億円(112.5%)・ファミリーマート 6172億円(96.9%)・ローソン 7006億円(106.6%), 本業のもうけを示す営業利益(同)は、国内コンビニだけで2467億円を叩き出したセブンがやはりダントツ。銀行設立などで販管費のかさんだローソンは減益。ちなみに、ローソンの営業利益の内訳は、コンビニ事業が483億円、成城石井事業が74億円、音楽・映像ソフト販売などのエンタテインメント事業が45億円、金融関連事業が22億円などとなっている。, ・セブン&アイ 4115億円(105.1%)・ファミリーマート 516億円(123.7%)・ローソン 608億円(92.3%), 当期純利益(同)は、営業収益と軌を一にする順調な伸びを見せたセブンがやはり圧倒。ファミリーマートは不採算店舗の減損など構造改革費用がかさんだものの、スーパー事業のユニーの売却益(2019年1月に旧ドンキホーテホールディングス=現パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス=に売却)で埋め合わせた。ローソンは不採算店舗の減損などが直接的に響いた。, ・セブン&アイ 2030億円(112.1%)・ファミリーマート 454億円(134.8%、ユニー含む)・ローソン 256億円(95.4%), 次に、各社の2018年度決算補足資料から、24時間営業問題に揺れる国内コンビニにフォーカスしてみたい。, まずは店舗数の比較。収益や利益で圧倒するセブンが店舗数でも2万店超と群を抜く。ファミリーマートは2017年度に1119店、2018年度に1000店を閉店してスリム化を図り、もはやローソンとはほぼ同規模。下記店舗以外にも、サークルKサンクスからファミリーマートへのブランド転換やリロケーションを行っている。, ・セブンイレブン 2万876店舗(出店1389/閉店773)・ファミリーマート 1万5513店舗(出店130/閉店1000)・ローソン 1万4659店舗(出店1067/閉店400), これらの店舗にどれだけの客が入り、どれだけの商品・サービスが売れているのか。客数と客単価、平均日販で比較したのが以下だ。, ・セブンイレブン 客数(非公開)/単価(非公開)/日販65.6万円・ファミリーマート 客数879人/単価603円/日販53万円・ローソン 客数773人/単価687円/日販53.1万円, よく言われるように、セブンイレブンの平均日販は65万円超と突出している。客数と客単価は非公開だが、日販から他の2社を上回ることは想像がつく。ローソンとファミリーマートは日販でほぼ並び、ファミリーマートは平均客数がローソンより100人以上多く、ローソンは客単価が80円以上高い。, 東大阪市のセブンイレブンから24時間営業問題に火がつき、社長交代にまで発展したことから、セブンイレブンの動向がまずは注目を浴びている。しかし、全国的な人手不足や地方の人口減少、ライフスタイルの変化など、社会変動の影響を受けて急激な対応を迫られているという意味では、ファミリーマートとローソンのほうが深刻に感じられる。, ファミリーマートとサークルKサンクスの経営統合により、ローソンは一気に差をつけられ、業界3位に転げ落ちた……というのがつい1年ほど前の見立てだったが、親会社の三菱商事によるローソンへのテコ入れには力強いものがあり、業績もファミリーマートと遜色ないところまで追い上げてきた。新たに誕生したローソン銀行の金融サービスとの相乗効果に期待する声も日に日に強まっている。, 一方のファミリーマートは、サークルKサンクスとのブランド統合にメドがつき、ユニーを切り離してスリム化も図った。Tポイント運営会社の全保有株式を売却して、NTTドコモのdポイントや楽天スーパーポイントの導入を実現するなど、間口を広くとる戦略を打ち出した。利益を生み出す骨太な体質に生まれ変わった同社の次の一手も気になるところだ。, 2018年度決算から一つだけ何か指摘するとすれば、ポイントや「○○ペイ」のような決済手段による経済圏への囲い込みが加熱するのを背景に、いまファミリーマートとローソンは今後5年、10年の明暗を分ける戦略判断の季節を迎えているのではないか、ということだ。, セブン決算「国内は利益拡大、海外で売上拡大」戦略が明確に。24時間営業で揺れるも体制盤石, バイデン勝利に備えて? トランプ大統領の世界の"お友達"が大統領と距離を置き始めている, 「1年で月商5000万円」27歳元モデルのコスメECに熱視線。マルイとポーラからも資金調達, 「水曜どうでしょう」24年間の重み。藤村・嬉野Dは語る、大泉洋とミスターへの“信頼”を。, サイバーエージェント藤田社長、納得の決算「上場20年、売上高5000億円目前もなお成長」純利益は4倍増, エイリアンからは我々が見えているかもしれない…地球を発見できる位置にある恒星1004個を特定, 社長室でのレイプ、会議中のスカートの中…職場で盗撮され退職に追い込まれる女性たち──日本は盗撮を放置している, 半年で株価3倍。フィットネステック・Pelotonに見るアップル、テスラとの共通点, フォルクスワーゲンの“大衆向け”新型EV「ID.4」が、テスラと全く異なる「4つの理由」, Sponsor Content by Mitsubishi UFJ Kokusai Asset Management, YouTubeの"子どもインフルエンサー"は、子どもたちにジャンクフードを売り込んでいる —— 最新研究, 就活の「暗黙のルール」から自由になる。パンテーンの「#PrideHair」が描く誰もが自分らしく働ける社会とは, まだ食べられるのに年間612万トンの食品を廃棄する日本。フードロスを減らすための一手とは, Copyright © 2020 Mediagene Inc. All rights reserved. コンビニ業界は飽和状態にある; コンビニ業界はfc方式をとることにより効率的に、大量の店舗を出店しました。 その結果、国内市場が飽和状態にある、というのが問題点です。 業界では5万店が飽和点とされています。 3 位のローソンと比較すると、 2 兆円以上の開きがある。コンビニ業界は、上位 3 チェーンが市場の 9 割以上を占める「超寡占化状態」が続いている。 お知らせダイヤモンド・チェーンストア誌の記事が読み放題!DCS onlinle + 始まる, トップ » 経営 » コロナ禍で波乱の予感?! 上場コンビニ売上ランキング2020!, コンビニエンスストア業界はファミリーマート(東京都)とサークルKサンクスの統合したことにより、ランキング3位だったファミリーマートが2位に浮上し、2位だったローソンが3位に後退して以降、ランキングに動きがない“無風状態”だった。ただ、2020年度に入ってからは、新型コロナウイルスの感染拡大により、各社は甚大な影響を受けており、先行きが見通せない状況が続いている。上場コンビニチェーンの売上ランキングから業界情勢を見ていく。, 日本フランチャイズチェーン協会によると2019年の全国コンビニ既存店売上高は前年比0.4%増の10兆3421億円で、ここ数年は一ケタ成長、あるいは横ばい状態が続く、比較的安定した状態にあった。, 『ダイヤモンド・チェーンストア』編集部が作成した、上場コンビニのチェーン全店売上高をランキングにしたのが上の図表だ。トップは不動のセブン–イレブン・ジャパン(東京都:以下、セブン–イレブン)で、2020年2月期のチェーン全店売上高は対前期比2.3%増の5兆102億円。これまでと比較すると伸び率は低くなっているものの、安定成長を続けているといっていい。, 2位は2016年に当時業界4位だったサークルKサンクスと経営統合し、3位から2位に浮上。以降は、業界2位のポジションを堅持しているファミリーマートだ。20年2月期のチェーン全店売上高は、同0・6%減の2兆9965億円だった。, 3位のローソン(東京都)の2020年2月期のチェーン全店売上高は同3.4%減の2兆5069億円と増収を果たしている。4位以降は、ミニストップ(千葉県)、スリーエフ(神奈川県)、ポプラ(広島県)と続く。ミニストップの2020年2月期のチェーン全店売上高は3140億円。3位のローソンと比較すると、2兆円以上の開きがある。コンビニ業界は、上位3チェーンが市場の9割以上を占める「超寡占化状態」が続いている。, 1970年4月に設立された「流通ビジネスを元気にする」流通情報出版社です。「ダイヤモンド・チェーンストア」「ダイヤモンド・ホームセンター」「ダイヤモンド・ドラッグストア」の雑誌3誌をはじめ、各種媒体の制作・発行、販促支援ツールの企画制作、セミナーの企画運営など、流通業界を中心に幅広く事業を展開しています。, ユニクロ世界一、在庫レスストア、C2C、金融主導再編…5つの予言が進行形で的中!アパレル業界でいま起こっていること, 上期客単価が8.8%伸びたセブン-イレブン コロナ禍であえて小容量品を拡充するねらい, ドンキ運営のPPIHが農産物の輸出促進組織立ち上げ 安田隆夫会長が語った海外展開の野望とは, 客単価4000円!?塚田農場のエー・ピーがフードデリバリー専門店「キッチンクラウド」でねらうターゲットと勝算, ウィズコロナ時代のショッピングセンター経営9 テナント売上アップの前に、SC事業者が果たすべき3つの責任と役割, 「マックスバリュおゆみ野店」が大規模リニューアル!マックスバリュ関東が描く「買物体験型スーパーマーケット」の全貌, ダイヤモンド・チェーンストア誌の記事が読み放題!DCS onlinle + 始まる, DCMが島忠買収で、ホームセンター業界、玉突きで業界再編か? 問われるスケールメリットの顕在化, ヤオコーに西友も… 食卓が変わった? スーパーマーケットはウィズコロナの値頃感を探る, 最新!2020年ドラッグストア売上高ランキング ウエルシアHDがトップに返り咲く!. Copyright © BiZVOiCES. 今や日常生活において「コンビニ」と切り離す事は出来ません。大手3社が鎬を削る状況ですが、基本的に大きな差は無いと思います。それでも「差」が生じるのは各店のあり方と言えるでしょう。従って、経営する側のやり方次第でコンビニも変わってくるのです。 コンビニの業界規模を2005年からチェックできます。コンビニの業界規模・業界動向を比較するときにご活用ください。, コンビニの特徴は、弁当やおにぎり・飲料などの食料品のほか、日用雑貨などを扱う小型の小売店舗。, 日本のコンビニは、フランチャイズチェーン方式(FC)が多く、24時間営業が主流。定価販売が基本であり、スーパーマーケットチェーンなどに比べると価格は割高です。, コンビニ各社は、食料品・日用雑貨でプライベートブランド(PB)を展開し、低価格の商品に力を入れて販売を強化しています。, コンビニ各社は客単価アップに向けた施策を打ち続け、高付加価値商品の開発に注力しています。, 業界1位のセブンイレブンは、メーカーとタッグを組んでプライベートブランド(PB)の高級ビールを投入しています。, コンビニ店舗数は、5万4,506店(前年比5.3%増)となるも既存店売上高は▲1.9%。, ファミリーマートがサークルKサンクスを傘下に持つ、ユニーグループ・ホールディングスと統合交渉に入り、コンビニの再編が加速。, ポプラはローソンからの出資を受け入れを決定、ココストアもファミリーマートへの身売り交渉中。, ファミリーマートとサークルKサンクスが2016年9月に経営統合。「ユニー・ファミリーマートホールディングス」が誕生しました。, 業界3位のファミリーマートと業界4位のサークルKサンクスが経営統合したことにより、ファミリーマートは業界2位のポジションへ。, 業界1位のセブン-イレブンは、冷凍食品売り場やイートインスペースを増やすリニューアルを進め、お客の滞在時間を伸ばすことで1日当りの売上高をアップさせる戦略を進めています。. All Rights Reserved. Registration on or use of this site constitutes acceptance of our. コンビニ業界の現状 (1)三大業態の中で勝ち組となったコンビニ 1974 年、セブン-イレブンの第1 号店開業から本格展開が始まったコンビニ業界は、長時間 営業、ワンストップ・ショッピングという高い利便性、消費者のニーズに合わせた商品開発、 コンビニ業界の問題点. 以前のスターバックスと競合を比較した記事が好評でしたので、今回はその第二弾として、コンビニの比較分析をしてみました。 さて・・。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン・・。どこが好きか?と言われれば、それは人それぞれかと思います。 少子高齢化も進む日本において、先行きにも不透明感が漂うが、小売業で勝ち組とされるコンビニ業界。 ... 年数(年)」「平均年間給与」の3社比較 コンビニ大手3社の2018年度決算が出そろった。代名詞とも言える「24時間営業」の見直し問題で揺れるコンビニ業界だが、いずれも堅調と言える業績だった。事業構造がそれぞれ違うため、数字の大小だけで比較するのには無理があるものの、決算と同時に発 1.