≪高山断層帯≫ 将来の地震発生の可能性 [上に戻る] ≪国府断層帯≫ 地震の規模 : M7.2程度 地震発生確率: 30年以内に、ほぼ0%〜5% (地震発生確率値の留意点) 地震後経過率: 0.07−1.3 (地震後経過率とは? 平均活動間隔: 約3600年−4300年 <将来の活動> 0000019501 00000 n そ んななかで、もし自分にできることがあるとしたら、「思う」ことと「忘れない」こと、そしてそれを機会あるごとに伝えていくことだろう。被災者の方にとっ ては腹の足しにもならないことであり、単なるひとりよがりの自己満足なのかもしれないが、それでもこれからは意図してそのことを心掛けていこうと思ってい る。, さて、東日本大震災が起きた3月11日、北アルプスの小日向山では、山スキーをしていた山岳ガイドらの男性3人が、雪崩により死亡するというという 事故が発生した。新聞報道によると、地震発生時、大町では震度3を観測し、事故現場周辺では雪崩の跡や雪庇の崩落が確認されたという。このことから、3人 は地震によって発生した雪崩に巻き込まれたという見方もされていたが、実際のところどうなのかはわからない。地震が雪崩を誘発したというのはたしかにあり える話だが、地震以外のほかの要因が雪崩のトリガーになった可能性も否定できない。生存者がひとりもおらず、事故後の調査でも確証が得られていない以上、 地震との因果関係は不明としておくべきだろう。 0000013139 00000 n  詳しい内容を知りたい方は、「高山・大原断層帯の評価」( html版 / PDF版(5.4MB) )をご覧下さい。, 地震調査研究推進本部事務局 0000003767 00000 n そかなり短い間隔で震度を伴う地震が続いたのですけれど、「何回くらい発生したのだろう」と数えてみますと、11月23日から 11月26日までの 4日間で、「 43回の震度を伴う地震」が記録されていました。 以下がその期間の長野県のすべての地震です。 独立行政法人産業技術総合研究所 平成20年度 高山・大原断層帯(国府断層帯)の活動性および活動履歴調査(「活断層の追加・補完調査」成果報告書 No.H20−5), 独立行政法人産業技術総合研究所 平成20年度 高山・大原断層帯(髙山断層帯)の活動性および活動履歴調査(「活断層の追加・補完調査」成果報告書 No.H20−6). 0000016080 00000 n 0000007567 00000 n 上高地日帰り...コロナより群発地震の恐怖 | hossy-mountain-passions(山でときめきましょ~)のブログ, まだ、高速バスは運行再開されておらず、あずさとアルピコ交通上高地線、シャトルバス乗り継ぎです。, 4月20日ころから続く群発地震の影響で、遊歩道の崩落や落石が相次ぎ、ご覧のように、梓川左岸は小梨平の先、右岸は岳沢湿原の先が通行止めになっています。ご覧のようにタイガーロープが張られていました。, 梓川は昨日の大雨で流石にいつもの澄みわたった...とはいきませんが、美しい流れを見せています, 田代橋の手前で雨が強くなったのでテラスに避難...レインウェアを羽織って雨宿り...雨が弱くなったので、リ・スタート, でも、この時間ロスで、大正池まで行ってもすぐ引き返さないと、上高地食堂で食事もできなくなってしまった...ので、大正池よりビール...田代湿原で引き返すことにしました。, 少し不完全燃焼な気分ながらも、このコロナ騒ぎで漸く、こうして上高地トレッキングが出来るようになったのですから、贅沢は言いますまい, と、なんてこった➰本日の営業は終了しました...って...おれのビール, 立っていましたが、大きな揺れを感じました。何より、対岸の六百山側からの、物凄い落石の音に恐怖を覚えました, 北アルプス槍穂高は、岐阜県側のプレートが長野県側に競り出して、お互いの力が上へと岩山を押し上げているのです。その、歪みにたまった力が解放されるとき今回のような群発地震が起きます。, さて、バスターミナルに戻って、インフォメーションセンターを覗いたりしてるうちに、バスの時間となりました。. 0000019940 00000 n いずれにしても、今回の大震災が山や登山者にどのような被害をもたらしたかについては、はっきりわからない。調べようがない以上、それはどうしようもないことだ。, 地震による山への被害というと、1998年8月の槍・穂高連峰を中心とした群発地震を思い起こす。上高地付近を震源としたこの地震は8月7日から始 まり、9月に入ってようやく沈静化したが、8月16日の真夜中にはM5・4という最大規模の地震が発生した。これにより、槍ヶ岳山荘では玄関前のテラスの 一部が谷へ落ちてしまったほか、ヒュッテ大槍や殺生ヒュッテなどでも石垣が崩壊し、ほかの山小屋でも食器や酒類が棚から落ちるなどの被害が出た。また、東 鎌尾根や涸沢岳付近など、岩の崩落によって登山道の数カ所が寸断し、計画の変更を強いられた登山者も少なくなかったという。不幸中の幸いだったのは、地震 が直接的な原因と思われる事故が起きなかったことだが(8月14日に涸沢岳で落石死亡事故が起きているが、地震との因果関係は立証されていない)、上高地 や槍・穂高方面への観光客、登山者は激減し、観光業者や山小屋関係者らは大きなダメージを被った。, 登山中に地震に遭遇し、それが原因となって遭難事故が発生した場合においても、やはりその責任は登山者自身が負うことになると私は思う。原則的に登 山は自然のなかで行なわれる行為であり、地震がその自然現象のひとつである以上、地震に対するリスクマネジメントまで考えておくべきだ、というのがその根 拠だ。 0000004007 00000 n 0000002311 00000 n Copyright© The Headquarters for Earthquake Research Promotion, All Rights Reserved. 地震当日には、もう一件、遭難事故が起きている。茨城県の筑波山で下山中の女性登山者(67歳)が 落石を頭部に受けて重体に陥り、その後、死亡したという事例だ。この事故に関しては、新聞報道などで「地震による落石」と明言されており、亡くなった方は 地震による死者として計上されているので、地震が事故の要因になったと見ていいだろう。 0  猪之鼻断層帯はその地形的特徴から、概ねB級ないしB−C級の活動度を有している可能性があります。過去の活動時期や平均的な活動間隔に関する資料は得られていません。 196 0 obj<>stream  高山断層帯では、マグニチュード7.6程度の地震が発生すると推定され、その時の右横ずれ量は4m程度となる可能性があります。本断層帯では、最新活動時期が特定できていないことから、通常の活断層評価とは異なる手法により地震発生の長期確率を求めると、本断層帯は今後30年の間に地震が発生する可能性が我が国の主な活断層の中ではやや高いグループに属することになります。 0000019761 00000 n  平均活動間隔: 不明 群発地震活動中には劇的に応力速度が速くなった。 [参照元へ戻る] 実験室での断層摩擦法則 地震は断層運動の結果であり、断層運動は岩盤と岩盤が断層を介してずれることで生じる。断層面には摩擦(静摩擦力)が働き、通常は断層が動くことはない。 0000019631 00000 n 0000008741 00000 n 私は、ほとんどの遭難事故は登山者自身のミスや油断、不注意などから引き起こされるものだと思っている。しかし、地震が原因で遭難事故が起きたとしたら、 それは不可抗力的な色合いが強く、いくら注意していようと回避するのは難しい。それを一方的に「登山は自己責任だから登山者に過失がある」と断じるのは酷 な話だ。 パンフレットやこども向けのキッズページなど、防災・減災に広く活用いただくための資料を集めています, 地震調査研究に関する国の予算や地震本部でこれまでとりまとめた報告書を掲載しています, 文部科学省がすすめている研究プロジェクトなどの報告書や、関係機関の調査観測データベースへのリンクを掲載しています, 高山・大原(たかやま・おっぱら)断層帯は、飛騨山地に分布する活断層帯です。 2020年春、上高地など北アルプス周辺でたびたび地震が起きています。実はこの地震の発生は北アルプスの生い立ちとも非常に深く関わっている可能性が高いのです。そんな山の自然を学びながら、登山やハイキング中に地震に遭ったらどうなるか、そのリスクも一緒に考えてみましょう。 0000005308 00000 n それは山の事故も同じである。今日、これだけたくさん起きている遭難事故を「対岸の火事」と見るか、あるいは「明日は我が身かもしれない」ととらえるか。それによって事故を起こす確率は高くもなるし低くもなる。  地震の規模  : M7.1程度 %PDF-1.5 %���� 今月半ばからの北アルプス山小屋再開に向けて、コロナもそうですが群発地震の問題を感じた日帰り上高地でした。 2020春夏 MONTURA モンチュラ メンズ VERTIGO LIGHT -7cm PANTS MPLS38X- アウトドア 4WAY ストレッチパンツ (83(ブルー×ブラック), XS)  詳しい内容を知りたい方は、「高山・大原断層帯の評価」( html版 / PDF版(5.4MB) )をご覧下さい。, ○将来の地震発生の可能性  [上に戻る] 原山名誉教授によると、一連の地震の震源は南北に延びる4つの断層に囲まれた東西8キロのエリアに集中し、多くが深さ5キロ以内となっている。震源の集中域や断層に働く力の方向などから断層を特定した。【6月10日 中日新聞より】 <過去の活動> 津波のような天災の場合、警戒意識を 常に高く保っていても、いざそのときが来たとしたら、必ずしも難を逃れられるとは限らない。今回の震災でも、ふだんからことあるごとに津波の恐ろしさを 語っていた人が、助からずに命を落としているという。だが、日ごろリスクを身近なものとして認識している人は、万一のときにミスの少ない対処ができるもも のだ。少なくともそういう人が助かる確率は、警戒レベルが低い人よりは高いと思う。 地震による山への被害というと、1998年8月の槍・穂高連峰を中心とした群発地震を思い起こす。上高地付近を震源としたこの地震は8月7日から始 まり、9月に入ってようやく沈静化したが、8月16日の真夜中にはM5・4という最大規模の地震が発生した。 このほか、地震の影響ということでいえば、些細ではある が、登山の計画を中止もしくは延期にした人はかなりの数にのぼるものと思われる。あるいは雪融け後、東北の山を中心に登山道の崩壊や土砂崩れ、山小屋の破 損などの被害が見つかるかもしれない(それがほんとうに地震の影響なのかというと、先の雪崩と同様、証明のしようはないと思うが)。 0000001557 00000 n 0000009836 00000 n  平均活動間隔: 約3600年−4300年 x�b```f``�c`e`��f`@ �(�&WR��,��ʢ��ڟm30d[�����G|w(��9�KG�-��]7���3Ջ@r/6 %��^�K ���``P� l0�*�eaZ�.���H��\v�  平均活動間隔: 約4000年程度 0000011990 00000 n 0000003314 00000 n 0000018935 00000 n その原因は、1998年の飛騨山脈群発地震を引き起こした「上高地断層」および本合ほか(2015)の報告にある「上高地黒沢断層(徳本峠断層)」と思料されるところです。 [C�p���c-��)K\Y��U��0�������W���qCԋ�. startxref ・地震情報. 2020年4月23日(木)13時44分頃、長野県中部を震源とするマグニチュード5.5を記録した、比較的大きな地震がありました。当日は緊急地震速報が発信され、長野県全体に不安な音が鳴り響きました。今回の地震で恐ろしかったのは、体感するほどの地 0000019241 00000 n ただ、天災による事故だからといって国が損害を補償してくれるかといったら、たぶんしてくれないだろう。そういう意味で「責任は登山者自 身が負うことになる」と述べたのであり、たとえ100年だか1000年だかに一度の割合でしか起こらない地震であれ、万一遭遇してしまったときには自己責 任で対処するという覚悟は必要である。 193 0 obj<> endobj 0000018891 00000 n 0000001240 00000 n xref 0000002171 00000 n 0000000016 00000 n 0000019153 00000 n 岐阜、長野県境=上高地で地震連発!穂高岳か槍ヶ岳でも噴火するのですか! 確か、長野県の地震は原因不明になっていたと思います(専門家にもわからない的な)。  地震発生確率: 30年以内に、ほぼ0%〜5%  (地震発生確率値の留意点) <<6ef2b0589962444c943740b68233ac25>]>> 0000020069 00000 n  地震後経過率: 0.07−1.3  (地震後経過率とは?) 新島々のバスターミナルにはたくさんのシャトルバスが停まってました。本当だったら、この時間は数台しかなくて、殆どが出払ってるんですがね... 報道では、連日コロナの感染者数が取り上げられてますが、同じ100人でも以前の100人とは大きく異なることを報じない。今月半ばからの北アルプス山小屋再開に向けて、コロナもそうですが群発地震の問題を感じた日帰り上高地でした。, 2020春夏 MONTURA モンチュラ メンズ VERTIGO LIGHT -7cm PANTS MPLS38X- アウトドア 4WAY ストレッチパンツ (83(ブルー×ブラック), XS). 0000003731 00000 n (文部科学省研究開発局地震・防災研究課). 0000019673 00000 n 193 46  最新活動時期: 不明 ≪国府断層帯≫  猪之鼻断層帯では、マグニチュード7.1程度の地震が発生すると推定され、その時の右横ずれ量は2m程度となる可能性があります。過去の活動履歴が明らかではないため、将来このような地震が発生する長期確率を求めることはできません。 まあ、地震はさておき、山のほかの危険因子——転滑落、転倒、道迷い、落石、悪天候、雪崩など——に対するリスクマネジメントについては、言うまでもなく決しておろそかにしてはならない。, ところで今回の大地震による津波で被害を受けたエリアは、過去にも何度か津波による被害を受けているところが多かったという。テレビや新聞などの報 道を見ていて興味深かったのは、その津波に対する地元住民の警戒意識に個人差が見られたことだった。実際に過去の津波の被害を体験している人にしろ、両親 や祖父母らから話を聞いただけの人にしろ、「津波は恐ろしい」という共通の認識を持っていることに変わりはない。しかし、その津波が再び起こり得ることと してとらえていたか、あるいは「まさか自分の身には起こるまい」と考えていたかは、人それぞれだったようだ。 0000015809 00000 n ≪猪之鼻断層帯≫ 0000001734 00000 n 0000002120 00000 n 0000010927 00000 n 0000002906 00000 n 0000019899 00000 n 0000002797 00000 n 10 月上旬以降は群発地震初期の上高地付近に地震活動域が戻り 地震も減少傾向にある(第6図)。 4.1978 年~1998 年10 月までの時空間分布(第7図)を見ると,今回の地震活動域の上高地付近 では,1990 年4 月に小規模な群発地震が発生している。 それが、東日本大震災から私が得た教訓のひとつでもある。. もっとも、実際問題として、穂高の稜線を歩きながら「今、ここで地震が起きたらどうしよう」などと考える人はまずいない。そんなことを考えるよりは、今たどっている岩場をいかに安全に通過するかについて頭を巡らせたほうが、よっぽど現実的である。  地震の規模  : M7.6程度 小さな地震が頻繁に起こると、多くの人の脳裏には大地震という文字がよぎるのではないでしょうか。 日本は地震大国なためいつ大地震が起きても不思議ではありません。 実際に数々の過去の大地震では、突然の地震に対応出来ず甚大な被害が出てしまいました。 0000019078 00000 n  国府断層帯の平均的な右横ずれ速度は、概ね0.7m/千年程度であった可能性があります。最新の活動時期は約4千7百年前以後、約3百年前以前であったと推定され、その際のずれの量は2.5−3m程度(右横ずれ成分)で、平均的な活動間隔は、約3千6百−4千3百年であった可能性があります。 0000019371 00000 n 0000004084 00000 n まずはじめに、ありきたりの言葉だが、このたびの東日本大震災において被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。, 正直、かけるべき言葉が見つからず、自分個人としてはほんの些細な力にしかなり得ない。発生から約1ヶ月半が経った今なお、1万人以上の行方がわからず、また大勢の方々が被災生活を強いられているという現実には、ただただ無力感が広がるのみだ。 %%EOF  高山断層帯の平均的な右横ずれの速度は概ね1m/千年程度であった可能性があります。最新活動時期は明らかではありませんが、その平均的な活動間隔は約4千年であった可能性があります。 0000006448 00000 n 0000020110 00000 n 0000019413 00000 n Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.  最新活動時期: 不明  地震発生確率: 不明 0000002451 00000 n  これらの断層帯はいずれも右横ずれが卓越する断層からなります。, 【 断層帯の過去・将来の活動 】  【 将来の地震発生の可能性 】  【 もしこの地震が発生したら 】  【 リンク 】, ○断層帯の過去・将来の活動  [上に戻る] 人 間は忘れる生き物である。どんな大きな災害や事故であっても、いつかは人々の記憶から忘れ去られていくものだ。それはどうしようもないことなのかもしれな いが、だからこそ語り継いでいくことが必要になる。天災にしろ事故にしろ、大事なのは、起きてしまったことから教訓を得ることであり、それをいつまでも風 化させないこと、忘れないことだ。 0000019283 00000 n  地震の規模  : M7.2程度 0000018645 00000 n 0000019543 00000 n 0000020028 00000 n  国府断層帯では、マグニチュード7.2程度の地震が発生すると推定され、その時の右横ずれ量は2.5−3m程度となる可能性があります。本評価で得られた地震発生の長期確率には幅があるが、その最大値をとると、本断層帯は今後30年の間に地震が発生する可能性が我が国の主な活断層の中では高いグループに属することになります。  最新活動時期: 約4700年前−300年前  地震発生確率: 30年以内に、0.7%  (地震発生確率値の留意点) trailer 0000019005 00000 n  高山・大原断層帯は、岐阜県北部の高山市及びその周辺の市に分布する断層帯で、ほぼ北東−南西方向に並走する多数の断層からなっており、その分布範囲は概ね40km四方に及んでいます。本断層帯は複数の断層帯に細分されますが、ここでは吉城(よしき)郡国府(こくふ)町(現・高山市国府町)から大野郡荘川(しょうかわ)村(現・高山市荘川町)に至る長さ約27km、幅約4−5kmの国府断層帯、高山市から郡上(ぐじょう)郡明宝(めいほう)村(現・郡上市)に至る長さ約48km、最大幅約4kmの高山断層帯、及び大野郡高根村(現・高山市高根町)から益田郡小坂(おさか)町(現・下呂市小坂町)に至る長さ約24kmの猪之鼻断層帯について評価を行いました。 0000019803 00000 n