地震学会(現在の日本地震学会。世界初の地震学会)が結成されるきっかけになる。 1881年(明治14年)10月25日 国後島で地震 - m7.0、津軽でも揺れる。 地震観測網整備(1885年 - 観測所による地震報告開始) 1889年(明治22年)7月28日 熊本地震 - m6.3、死者20人。 世界や日本周辺ではどのくらい地震が起こっているのですか? 1年間の平均でみた、世界で起こっている地震の数は表1のとおりです。 表1 世界の地震回数(1年間の平均:usgs(アメリカ地質調査所)によ … 1976年7月28日に20世紀最大の地震被害・唐山地震(M7.5)がありました。アメリカの地質調査所の推計では死者は65.5万人です。, 10位 イラン 海外サイトinsidermonkeyが「地震の多い国ランキング」を公開しています。ランキングと近年にその国で起こった地震を紹介します。 先日地震雲にまつわる記事を書きましたが、似たような…, 起きたら一気に世紀末!準備は平和な内がいい エコノミー症候群には気を付けて 「大津波400-600年に一度か」読売新聞 2012年7月11日。蝦名裕一東北大助教の研究。. 政府として「阪神・淡路大震災」、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」による災害は、政府として「東日本大震災」と呼称するなど、それぞれ地震を指す場合と災害を指す場合とで使い分けられています。, 地震カタログによって異なりますが、USGS(米国地質調査所)のカタログでは、フィジー付近で深さ700kmを超える地震が記録されています。, 気象庁震源カタログでは、2015年5月30日20時23分の小笠原諸島西方沖の地震(M8.1、最大震度5強、深さ682km)の余震(同日21時46分、M3.6)で深さ698kmを記録しています。, 2015年5月30日の小笠原諸島西方沖の深発地震(M8.1、最大震度5強)では、全国47都道府県全てで震度1以上を観測しました。これは、1885年(明治18年)の震度観測開始以来初めてのことです。, ある地震活動が別の地震や火山活動にどのように影響を及ぼすかは、明らかではありません。気象庁では24時間体制で地震や火山の活動状況を監視しており、活動状況を地震情報や噴火警報などで発表します。これらの最新の情報や、地震や火山噴火への日頃からの備えを改めて確認していただくようお願いします。, 一般的には、一連の地震活動において、最も規模の大きな地震に先立って発生する地震を「前震」、最も規模の大きな地震を「本震」、本震に引き続いて起こる地震を「余震」といいます。, 余震の数は時間が経つほど減ってきますが、時々大きな余震が発生することがあります。一般的に、大きな地震の発生後約1週間程度は、大きな余震(場合によっては最初の大きな地震を超える規模の地震)の発生することが多い傾向があります。また、この1週間程度の中でも、最初の2~3日程度は規模の大きな地震が発生することが特に多いため、注意が必要です。, 余震は、完全になくなるまでには何年もかかる場合があります。例えば、平成7年(1995年)兵庫県南部地震の余震活動は20年以上経った現在でも続いており、2ヶ月に1回程度、震度1以上の揺れを観測する余震が発生しています。, 地震活動の一般的な性質として、地震回数は時間経過に反比例して減少していくことが知られています(大森・宇津公式)。また、規模の大きな地震ほど発生回数が少なく、発生回数は規模(マグニチュード)が大きくなるとともに指数関数的に減少することも知られています(グーテンベルク・リヒターの式)。, これらのことから、引き続いて発生する地震活動が減衰していく(発生する地震の規模や頻度が徐々に小さくなっていく)ような場合は、最初は比較的速やかに発生回数・規模は減少し、その後は時間が経過するにつれてゆっくりと減少していくと予想されます。また、これらの性質を組み合わせると、ある一定期間内に一定規模以上の地震の発生する確率(余震発生確率)が計算できます。, 気象庁では、大きな地震(最大震度5弱以上が観測されたなど)の発生後、1週間程度以降にこの評価手法に基づいた数値的見通し(最大震度5弱程度以上の地震の発生可能性が地震発生当初と比べてどの程度減ったのか、普段よりどの程度高いのか等)を発表することがあります。, それぞれの市町村における揺れや被害の想定については各自治体にお問い合わせください。また、内閣府のホームページや政府の地震調査研究推進本部発表の全国地震動予測地図でも、全国各地の揺れや被害の想定がご覧いただけます。, 最近の地震活動(速報値)で表示している震源は、自動処理によって決定したものです。そのため、鉱山等で行われる発破や海底地質調査等で用いられるエアガン(圧縮空気を用いて海中で人工的に音波を出す装置)等、地震以外の原因で求まったものが表示されることがあります。その後、このような自然現象によらないものは、職員による品質管理作業を行うことで、地震のデータベース(地震カタログ)などには登録されません。, 2011年3月11日の「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」は「東日本大震災」と同じですか?, 大きな地震が起こりましたが、別の大きな地震や火山噴火を誘発するおそれはないですか?. 災害時、備蓄や配給の食事では野菜不足によって栄養バランスが崩れ、体調不良に陥るケ…, 助け合いの精神を感じる素晴らしい活動 日本列島は4枚のプレートの境界に位置していることから、地震が多い国であることは間違いないでしょう。では実際には世界の中で何番目くらいに地震が多いのでしょうか。 Nanayama, F., Furukawa, R., Shigeno, K., Makino, A.,Soeda, Y. and Igarashi, Y. 日本列島は4枚のプレートの境界に位置していることから、地震が多い国であることは間違えないです。では実際には世界の中で何番目くらいに地震が多いのでしょうか。insidermonkeyが「地震の多い国ランキング」を公開しているので、国と近年の大きな地震を紹介します。 石橋克彦『南海トラフ巨大地震 -歴史・科学・社会』岩波出版、2014年, p92. 歴史地震・第15号(1999). 小松原琢(2006):琵琶湖西岸断層帯の変位量分布、月刊地球, 54, 165-170. 本項は日本における地震の年表(じしんのねんぴょう)である。現在の日本領内(地震発生時に日本領だった地域でも現在の日本に含まれない地域の記録は除外する一方、地震発生時に本土復帰前など日本領でなかった地域は含める)にて発生した主な地震の記録を年表形式で記載する。, 基本的に地震の名称と共に被災した地域や被害の規模を列挙しているが、特に名称がない地震や名称が分からない地震については代わりに震源地を記載している。地名は現在のものを用いるか、当時の地名とともに現在の地名を併記する。年月日や時間はすべて日本時間で表記している。なお、西暦表記は1582年10月4日以前はユリウス暦(括弧内にグレゴリオ暦を併記[注 1])、1582年10月15日以降はグレゴリオ暦で表記している。また、地震発生当時に旧暦を用いていた場合、太陽暦に換算している。, マグニチュードの値は、1924年以降は気象庁マグニチュードMj[4]、あるいはUSGS、気象庁[5][6]または金森 (1977)[7] らの推定によるモーメントマグニチュードMwである。津波マグニチュードMtは阿部 (1988) による[8][9]。, 1923年以前は多くが、河角 (1951)[10] または、宇佐美 (1970, 2003)[11][12] あるいは宇津 (1999)[13][14] による推定値である。, 地震の文字による記録は416年から始まる。文字以外では、堆積物によって地震の発生が推定されることがある。, 地震年表では、前後の時代と比較し9世紀に地震が増加している。これは、実際に地震が多く発生したのではなく、中央集権体制が整い為政者側が積極的に情報を収集した人為的効果の可能性が考えられている[31][32]。記録が疑わしく存在が疑問視されている地震もあり、疑問視されている記録には※印を付している。, 注: 2003年9月17日に気象庁マグニチュードの算出方法が改訂され、これに伴い1924年以降に発生したほとんどの地震のマグニチュードも改訂された(一部は先行して2001年4月23日に改訂)。このため、マグニチュードが改訂された地震については改訂前の値を括弧書きで併記している(例: 2001年3月24日 芸予地震 - Mj6.7(旧Mj6.4))。, 気象庁震度階級については1995年の兵庫県南部地震において従来の震度測量法の問題点が示されたため、それまで体感震度と計測震度を併用していたものを、1996年4月からはすべて計測震度計による機械観測で判定することになった。また、1996年10月からは震度6、震度5がそれぞれ強、弱の2段階に分けられた。, 注: 2003年9月17日に気象庁マグニチュードの算出方法が改訂された。これにより、マグニチュードが改訂された地震については改訂前の値を括弧書きで併記している(例: 2001年3月24日 芸予地震 - Mj6.7(旧Mj6.4))。, 観測史上最大規模の地震は、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で、モーメントマグニチュード (Mw) 9.0の超巨大地震であった。近代観測が始まる前の歴史地震では、1707年宝永地震[250]、1611年慶長三陸地震[251]、869年貞観地震[252]、684年白鳳地震[253]もM9クラスの超巨大地震であった可能性がある。, 陸域で発生した震源の浅い地震では、1891年の濃尾地震がM8.0と推定され、観測史上最大とされる。海溝型地震である1923年関東地震(関東大震災)も、震源は陸域にあり、M7.9の巨大地震だった。歴史地震では、1586年天正地震は震源などが不明だが、濃尾地震をも上回る広大な範囲で被害が記録されており、M7.8 - 8.2[254]と推定されている。, 『大日本地震史料』では1582年以前もグレゴリオ暦で一本化しており、『日本被害地震総覧』、『地震の事典』および『理科年表』「日本付近の主な被害地震年代表」もこれに倣っている。一方で, 従前の岡村眞らによる研究では大分県佐伯市・高知県須崎市・高知県土佐市は1900 yBP前後、徳島県阿南市は2000 - 2300 yBPである。, 他にも貞観・平成を超える規模の西暦300 - 330年ごろの太平洋沿岸津波、西暦500年前後の名取沿岸津波があったと主張している。, 〈山が崩れ数里の谷が埋まり、数え切れないほどの人々が圧死した。上野国(こうずけのくに)などの境では地震で潦(にわたずみ)ができた〉類聚(るいじゅう)国史, 当時の1日の境界は厳密でなく、今夜五剋と表現すれば今日の暦法では夜半過ぎの翌日に当る。- 『地震の事典』, 静岡県伊東市宇佐美の標高7.8 mの遺跡から15世紀末の陶器の破片と津波の跡が見つかった。明応地震では伊豆半島の東側に大津波が来ることは考えにくい。, 2006年の震央区分変更により、それまで宮城県北部だったのが、宮城県中部となった。, 熊本地震は4月14日21時26分以降に発生した熊本県を中心とする一連の地震活動を指す, [日本の地震噴火が9世紀に集中しているのはなぜだろうか?] 箕浦幸治・中田高・松井孝典(1993):万寿地震の痕跡, 日本地質学会第100 回学術大会講演要旨 p.684. 首都直下型地震とは南関東陸域の直下を震源とする地震であり、歴史的に見…, 海岸に打ち上げられるのは地震の前兆か? 災害のニュースを…, 野菜を食べたい… 災害が発生して家屋が倒壊し、自宅に住めない状況…, パソコンで簡単にわかる!「地盤サポートマップ」が無償公開 2003年12月26日にバム地震(M6.6)がありました。死者は26,271人です。, いかがでしたか?地震を含め自然災害が多い国は発展途上国が上位に入っています。発展途上国は自然災害が多いのに、災害に対して脆弱であり、災害の被害だけではなくその後さらに貧困に連鎖する心配があります。例えばインフラが整備されていない農村地帯の人まで支援の手が届かず生活が破たんしてしまったり、災害によって空き巣や強盗、誘拐や人身売買などの犯罪が横行する現象が起こっています。今後も取り組まなければならない課題が山積みと言えるでしょう。, 日本は世界で地震の多い国第2位にランキングしました。今後も30年以内に60~70%の確率で大地震が必ずくると予想され、南海トラフ地震や首都直下型地震の心配がされています。東日本大震災後に防災に対する意識が高くなりつつありますが、いつかやってくる大地震に対していつも備える意識を持ち続けていきたいと思います。. 本日SNS等で話題になっているキーワードに「大阪市営バス」と…, 首都東京を襲う大災害 日本に安住の土地はあるのか…!? 【津波】史上最悪の自然災害ランキング【Tunami】が世界共通語になるほど、地震と津波の国、日本。しかし世界には他にもとてつもない津波被害が存在する。世界の津波による概要・死者・被害比較。可能な限り津波のみの死者数がわかるよ[…] 【最新】世界最高気温&世界最低気温ランキング2020 【最新】世界の豪雪都市ランキング&積雪世界記録!世界一雪が多い国は日本だった!! 自然災害(地震・台風・洪水等)の多い国top10; 日本一暑い街ランキング… 詳しくは 顕著な災害を起こした自然現象の名称について をご覧ください。, なお、気象庁では発生した「地震」に対して名称を定めていますが、地震により発生した「災害」に対しては政府が別の名称を付けることがあります。例えば、気象庁が名称を定めた「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」による災害は、 石川有三(産総研): 1707年宝永地震の規模の再評価,日本地震学会2011年秋季大会講演予稿集,D11-09. 萩原尊禮, 藤田和夫, 山本武夫, 松田時彦, 大長 昭雄(1989): 続古地震―実像と虚像, 東大出版会. (2007): Unusually nine large tsunami deposits from the past 4000 years at Kiritappu marsh along the southern Kuril Trench. 世界の地震大国を10ヵ国ピックアップして紹介していきます。それぞれの国で地震が起きやすい理由や、過去に起きた大地震の例などを確認していきましょう。地殻から急激に発したエネルギーによって生じる地震は、地割れ、液状化、地滑り、津波、家屋崩壊など 伊豆半島の東側の宇佐見遺跡で15世紀末の津波堆積物が見つかるが、震源域の位置から明応地震とは考えにくいとされる(産経新聞、2012年3月13日)。また鎌倉大日記の記述と3年ずれ、日付も異なっている。. 石橋克彦『南海トラフ巨大地震 -歴史・科学・社会』岩波出版、2014年, p68. 参照:http://www.insidermonkey.com/, 歴史上2番目に規模が大きかったスマトラ島沖地震(M9.3)が2004年12月26日にありました。死者は22万人にものぼります。, 2011年3月11日に大きな被害を生んだ東日本大震災(M9.0)がありました。死者は15,894人です。, 2015年4月25日にネパール地震(M7.8)がありました。死者は8,964人です。, 2016年4月16日にエクアドル地震(M7.8)がありました。死者は654人です。, 1976年8月17日ミンダナオ地震(M7.8)がありました。死者は3,564人です。, 1985年9月19日にメキシコ地震(M8.0)がありました。死者は9,500人以上です。, 9位 中国  余震は大きな地震の直後ほど発生数は多く、時間が経つにつれだんだんと減っていきますが、一ヶ月以上、あるいは数十年以上にわたって続くものもあります。余震は、本震の時の断層運動によって生じた破壊が徐々に静まる過程で発生していると考えられています。発生した地震が余震であるか、そうでないかの区別は明確にはできませんが、概ね本震の断層に沿って地震が多数発生している場所を余震域と考え、その中で発生した地震を余震として扱うことが一般的です。, 地震の分布図を描くと、周辺には地震活動があるものの、その部分だけ地震が起こっていない(あるいは、比較的静穏な)ところが現れる場合があります。これを空白域と呼びます。空白域には大きく分けて2つの種類があります。, 海溝型の大地震の震源域を地図上に描くと、それぞれは重なり合うことなく、海溝に沿って並ぶ性質がありますが、これらの震源域の間に隙間が見られることがあります。このような場所は、最近長い間大きな地震が発生していないものの、大地震が発生する可能性を秘めている場所と考えられ、これを第1種空白域と呼びます。, 被害をもたらすような大地震はまれにしか発生しませんが、より小さな地震は、人体に感じないような微少な地震を含めて、日常的に多数発生しています。このような日常的に発生する地震の数がある地域で一時的に低下し、その後その地域で大地震が発生するという現象が見られる場合があります。このような日常的な地震発生数の低下現象を、地震活動の静穏化と呼び、その現象が現れた地域を第2種空白域と呼びます。, このように、地震が発生していない地域を全て、地震の空白域と呼んでいるわけではありません。, 一般的に「直下型地震」は、都市部などの直下で発生する地震で、大きな被害をもたらすものを指すことが多いようですが、「直下型地震」に地震学上の明確な定義はありません。, 陸域で発生する浅い地震の規模は、海溝付近で発生する巨大地震に比べて小さいことが多いのですが、地震が発生する場所が浅いために直上では揺れが大きくなりやすく、そこに人が住んでいた場合は、マグニチュード6~7程度でも大きな被害をもたらすことがあります。, また、1年間の平均でみた日本及びその周辺で起こっている地震の数は表2のとおりです。表1と比べてみると、日本及びその周辺では、世界で起こっている地震のほぼ1/10にあたる数の地震が発生していることが分かります。, また、2011年に日本及びその周辺で起こったマグニチュード5.0以上の地震の数は表3のとおりです。2011年3月11日に「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」以降の極めて活発な余震活動の影響もあり、表2に示した1年間の平均を大きく上回る数でした。, 地震の規模はマグニチュード(M)で表します。地震情報の中で通常用いているマグニチュードは、地震波の最大振幅だけで求めておりますが、一般に大きな規模の地震になると、次第に規模通りに最大振幅が大きくならない性質(マグニチュードの飽和)があります。このような飽和を避けるため、大きな規模の地震では、地震波の周期と振幅の情報を用いたマグニチュードであるMw(モーメントマグニチュード)を用いる場合があります。世界で一番大きな規模の地震は、西暦1900年以降では、1960年5月22日に南米チリで発生したMw 9.5の地震です。この地震の震源域の長さは1,000kmにも及びます。また、津波が約1日かけて太平洋を挟んだ日本にも来襲し、大きな被害をもたらしました。アメリカ地質調査所による、1900年以降に発生した規模の大きな地震は次のとおりです。(2017年3月3日現在。ただし、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」のMwは気象庁による。), モーメントマグニチュード(Mw)で比べると、1900年以降では、2011年3月11日に発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」(Mw9.0)です。, 日本で地震が発生しないところはありません。小さな規模の地震は日本中どこでも発生しています。また、ある場所で過去に大きな規模の地震が発生していたとしても、地表に痕跡(活断層など)が残らないことがあります。このため「この場所は大きな規模の地震が絶対ありません」と言えるところはありません。, 地震時には、あわてずに、まず身の安全を確保することです。具体的には、頭を保護し、大きな家具からは離れ、丈夫な机の下などに隠れるなどにより身の安全を確保しましょう。火の始末は揺れが収まってからあわてずに行いましょう。, 揺れが収まった後は、火の始末をし、地震に関する情報をテレビ・ラジオ等で確かめ、隣近所に声を掛け合って、避難します。避難は徒歩で、荷物は最小限にしましょう。, また、海岸付近で強い揺れを感じた場合は、すぐに津波が来襲することがありますので、津波警報や津波注意報の発表を待たずに速やかに高台などに避難することが重要です。, 地震から身を守るためには、事前の備えがとても重要です。平時から家具の耐震固定や建物の耐震補強、非常用持ち出し品の用意、避難場所の確認などをしておきましょう。, 全国各地の海溝型地震や活断層においては、政府の地震調査研究推進本部において評価されています。, なお、関東地方においては、1923年9月1日の大正関東地震や1703年の元禄関東地震が発生しています。これらの地震はともにM(マグニチュード)8クラスの海溝型の地震で、180~590年間隔で発生すると考えられています。最新の地震が1923年の関東地震(関東大震災)ですので、この種類の地震については、まだ切迫性はないと考えられています。, この大正関東地震などのM8クラスの地震の間に、M7クラスの地震が数回発生しており、元禄関東地震から大正関東地震の間には、嘉永小田原地震(1853年)、安政江戸地震(1855年)、明治東京地震(1894年)等が発生しています。これらの地震も被害をもたらしています。, 地震調査研究推進本部による相模トラフ沿いの地震の長期評価(第2版)では、南関東にこれらのM7クラスの地震が発生する確率は、元禄関東地震と大正関東地震の間の220年間で平均して27.5年に1回の頻度でM7程度の地震が発生していることから今後30年間で70%程度とされており、中央防災会議でも首都直下地震を想定した被害の推定や対策が検討されました。, 地震の名称は「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」と気象庁が定めました。この「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」によって引き起こされた災害に対して、政府として「阪神・淡路大震災」と名付けています。, 違います。「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」は、気象庁が定めた地震の名称です。「東日本大震災」は、この地震によって引き起こされた災害に対して政府として名付けた災害の名称です。, 気象庁では、顕著な大地震や豪雨などが発生した場合、名称を統一することにより応急対策活動等に資するとともに、将来に記録しておくべく資料として記憶に残すよう、災害を引き起こした地震等の「現象」について名称を定めています。, 地震については、以下のような複数のおよその目安をもって、わかり易いように、「元号(西暦年)」と「震央地名」を用いるなどにより名称を定めています。 “「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の地震の規模について(第3報)”, http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/11d/201103111730.pdf, 2011年東北地方太平洋沖地震に伴う津波堆積物の研究に基づく南海トラフと駿河トラフで発生が想定されている最大クラス(レベル2)の津波の検討, 平成17 - 21年度 統括成果報告書 地質調査・津波シミュレーションに基づく地震発生履歴に関する研究, https://web.archive.org/web/20110429075621/http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110425-OYT1T00737.htm, 『2000年前には宮城に100メートル級の津波! 地震とは、地下の岩盤が周囲から押される、もしくは引っ張られることによって、ある面を境として岩盤が急激にずれる現象のことをいいます。この岩盤の急激なずれによる揺れ(地震波)が周囲に伝わり、やがて地表に達すると地表が「揺れ」ます。私たちはこの「揺れ」で、地震が地下で発生したことを知ります。, 地震は地下の岩盤がずれて起こるものです。地震が発生したときの岩盤のずれ(断層)が生じた領域のことを震源域と言います。一般的に震源域の長さはマグニチュード7の地震では数十km程度、マグニチュード8の地震では100~200km程度、マグニチュード9の地震で500~1000km程度です。なお、震源は岩盤のずれが始まったところを指すのに対し、震源域は岩盤にずれが生じた領域全体を指します。, 地震は、地下の岩盤が周囲から押される、もしくは引っ張られることによって、ある面を境として岩盤がずれる現象のことをいいます。このずれを断層といいます。地震による岩盤のずれによって、周辺の地層を断ち切るためにこのように呼ばれています。断層は面的な広がりがあり、断層面ともいいます。震源の深さが地表に近くなると断層が地表にまで現れることがあり、そういった断層の例としては、兵庫県の淡路島の野島断層や岐阜県本巣市の根尾谷断層が有名です。, 通常は地表に現れている断層と認められる地形のうち、最近の地質時代(ここでは第四紀のうち概ね約170~200万年前から現在までを指します)に活動し、今後も活動しそうな(=地震を発生させるような)ものを活断層といいます。それぞれの活断層について地震が起こる可能性などの評価は、政府の地震調査研究推進本部において行われております。詳細は下記のページをご覧ください。, プレート(plate)はもともと英語で板を意味します。地学の分野では、地球表面を覆う岩石の層のことです。地球の半径約6,400kmに比べて、プレートは、厚さ10~100km程度の板のように見えるので、このように呼ばれます。世界中の地震の発生場所を見ると、細長く帯状に配列しています。この帯がプレートとプレートの境界に相当し、世界は10数枚の主なプレートで隙間なく覆われています。それぞれのプレートは相対的に動いていて、その境界ではプレート同士が衝突したり、一方のプレートの下にもう一方のプレートが潜り込んだり(沈み込んだり)しています。そのときにプレートにかかる力が原因となって地震が発生します。, 大きな地震が発生した後は、その震源近くで地震活動が活発になることがあります。大きな地震の発生後に引き続いて発生する、最初に発生した大きな地震よりも小さな地震を余震といい、最初に発生した大きな地震のことを本震といいます。ただし、場合によっては、最初の地震よりもさらに大きな地震が発生することもあり、その場合はそれが本震となり、それ以前に発生していた地震は前震と呼ばれることもあります。 地震大国と言われている日本ですが、その所以を証…. いざ地震が起こったときに、被害を少しでも…, 日本で自然災害や地震が少ない都道府県はどこ? Copyright ©  防災データベース All rights reserved. 都司嘉宣, 上田和枝(1997): 明応(1498)南海地震の存在とその日付について、地球惑星科学関連学会1997年合同大会講演予稿集、169. ランキングとしては1位ではありませんでしたが、やはり日本は世界的にみても地震が多い国だと言えます。 日本周辺の様にプレートが3つ4つせめぎあう地域は限られていますので、世界的にみても大きな地震が起きうる場所といえるでしょう。 ?震災を警告した歴史学者が予見する「次の巨大津波」』, 大津波450〜800年周期か 東北太平洋岸、貞観地震挟み - 47NEWS(よんななニュース), 謎の“首都直下”貞観地震の前後に起きていた:産経新聞2012/03/14 09:15更新, 伊勢原断層(神奈川県)の試錐による地下調査--過去約7000年間の堆積環境と元慶2年地震の変位, 歴史地震の研究(2) : 万寿3年5月23日(1026年6月16日)の地震および津波の災害について, [論説]1099年承徳(康和)南海地震は実在せず,1096年嘉保(永長)地震が「南海トラフ全域破壊型」だった可能性―土佐地震記事を含む『兼仲卿記』紙背の官宣旨案の考察―, 総合報告:古地震研究によるプレート境界巨大地震の長期予測の問題点 -日本付近のプレート沈み込み帯を中心として, [論説] 明応年間の関東地方における地震津波の被害像と明応関東地震の可能性 ~元禄関東地震津波および大正関東地震津波との比較を通じて~, 関東大震災の大津波…犠牲者なし「奇跡の村」があった 産経新聞2012/03/13 10:28, 東京大学地震研究所 地震活動セミナー 第79回「明応七年六月十一日(ユリウス暦1498年6月30日)の日向灘地震は実在したか?」, 7世紀末と9世紀末の東海地震の痕跡を発見:1300年間にわたる東海地震の繰り返しと南海地震との連動性が明らかに, 石橋克彦:1703年元祿関東地震に先行した関東地方の被害地震ノート、慶安元年4月22日 (1648年6月12日) の強震, 震度分布にもとづく江戸時代の4地震の震源域と規模の再検討(概報):1662年日向灘・1769年日向・豊後・1847年善光寺地震・1861年宮城の4地震について, 表 箱根火山の群発地震リスト(平賀(1987)および神奈川県温泉地学研究所による), 講演要旨: 江戸時代の歴史地震の震源域・規模の再検討作業 ― 飛越地震など8地震について ―, 震度データによる1914年秋田仙北地震の短周期地震波発生域と地震規模の推定および1896年陸羽地震との比較, 大正10年竜ケ崎地震の震源位置について -アーツ1号が発見した「線」との関連- (速報), 南関東沿岸の地殻上下変動から推定した1703年元禄関東地震と1923年大正関東地震の断層モデル, 災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 平成18年7月 1923 関東大震災 第4章 揺れと被害, M7.8 - near the south coast of Honshu, Japan, http://www.jiji.com/jc/v2?id=20100822earthquake_disaster_of_japan_04, 災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 平成19年3月 1944 東南海地震・1945 三河地震, M9.1 - near the east coast of Honshu, Japan, M6.7 - off the east coast of Honshu, Japan, M7.9 - near the east coast of Honshu, Japan, M7.7 - off the east coast of Honshu, Japan, “「平成23年(2013年)東北地方太平洋沖地震」について(第71報) -平成25年10月26日02時10分頃の福島県沖の地震-”, https://www.jma.go.jp/jma/press/1310/26a/201310260410.html, 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第73報)-平成26年7月12日04時22分頃の福島県沖の地震-, 「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第79報) -平成28年11月22日05時59分頃の福島県沖の地震-, 平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震について(第80報) -平成28年12月28日21時38分頃の茨城県北部の地震-, https://www.yomiuri.co.jp/national/20190618-OYT1T50337/, 歴史地震の研究(1) : 天正13年11月29日(1586年1月18日)の地震の震害,震度分布および津波について, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=地震の年表_(日本)&oldid=80081379, 約6500年 - 2千数百年前 この間に1707年の宝永地震に匹敵する巨大地震が少なくとも11回発生した。高知大特任教授の岡村眞のチームによる蟹ヶ池(, 北日本の沖合で地震の可能性。2014年までの時点から200年 - 2000年前の間に4回、北海道や東北の日本海沿岸で10 - 15 mの高さになる, 弥生時代の不明時期 琵琶湖西岸でM7.5の地震。滋賀県文化財保護協会は遺跡調査の結果として、, 同日19時18分ごろ 択捉島南東沖で地震 - Mj7.1、北海道浦河町潮見、釧路市、根室市で最大震度2。, 同日19時39分ごろ 青森県東方沖で地震 - Mj7.5、北海道浦河町・広尾町で最大震度5。, 7月1日 - 神津島近海、Mj6.5 (Mw6.2)、神津島で最大震度6弱。死者1人。, 同日6時8分ごろ、十勝沖で地震 - Mj7.1 (Mw7.4)。北海道浦河町で最大震度6弱。, 同日18時34分ごろ 新潟県中越地方で地震 - Mj6.5 (Mw6.4)、川口町、, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 二巻』 日本電気協会、1982年 - 自慶長元年至元禄十六年, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 二巻 別巻』 日本電気協会、1982年 - 元禄地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 三巻』 日本電気協会、1983年 - 自宝永元年至天明八年, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 三巻 別巻』 日本電気協会、1983年 - 宝永地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 四巻』 日本電気協会、1984年 - 自寛政元年至天保十四年, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 四巻 別巻』 日本電気協会、1984年 - 島原大変、越後三条地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻』 日本電気協会、1985年 - 自弘化元年至明治五年, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻一』 日本電気協会、1985年 - 小田原地震、浜田地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻二-一』 日本電気協会、1985年 - 安政江戸地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻二-二』 日本電気協会、1985年 - 安政江戸地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻三』 日本電気協会、1986年 - 伊賀上野地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻四』 日本電気協会、1986年 - 飛越地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻五-一』 日本電気協会、1987年 - 安政東海・南海地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻五-二』 日本電気協会、1987年 - 安政東海・南海地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻六-一』 日本電気協会、1987年 - 善光寺地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 五巻 別巻六-二』 日本電気協会、1987年 - 善光寺地震, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 補遺』 東京大学地震研究所編、1989年 - 自推古天皇三十六年至明治三十年, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 補遺 別巻』 東京大学地震研究所編、1989年 - 元禄十六、宝永四、寛政四、天保元、弘化四、安政元、安政二, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 続補遺』 日本電気協会、1994 - 自天平六年至大正十五年, 東京大学地震研究所 『新収 日本地震史料 続補遺別巻』 日本電気協会、1994年 - 元禄地震、宝永地震、越後三条地震、伊賀上野地震、安政東海・南海地震、飛越地震.