こちらもご参照ください 舞踏会シーズン2020年がやってきました! 今、ウィーンは舞踏会のシーズンです!その中でも頂点と言えば『国立オペラ座舞踏会』今年2019年は2月28日に開催されます。 今年はオペラ座生誕150年と記念すべき年でもあり、素晴らしい企画が次々と発表されています。 「デビュタント」この言葉を聞いたことがありますか?ん?デビュタント?何それ?そう思いますよね。簡単に言うと、豪族の子女が初めて社交会にデビューする舞踏会の事を言います。そんな謎で魅力が詰まった「デビュタント」に迫る! 国立オペラ座舞踏会2019年オープニング アンナ ネトレプコとユシフ エイヴァゾフ, 自宅近くの川辺にて – 散歩のことやメルケル首相のこと | ピアノの音色はいつもここに. 2019 All Rights Reserved. 今、ウィーンは舞踏会のシーズンです!その中でも頂点と言えば『国立オペラ座舞踏会』今年2019年は2月28日に開催されます。, 今年はオペラ座生誕150年と記念すべき年でもあり、素晴らしい企画が次々と発表されています。なんと、オペラ座の舞台後方部分では、ウィーン在住日本人照明デザイナー伊藤恵さんとのコラボによる『日本の空間』が設置されます。, オペラ座舞踏会のオープニングで美しい歌声を聞かせてくれるのはオペラ界のスーパースターアンナ ネトレプコ(Anna Netrebko)と彼女のご主人でテノール歌手ユシフ エイヴァゾフです。ご本人達もこの名誉を非常に喜んでいるようです。, 一曲目はプリマドンナ ネトレプコの18番でもあるIL BACCIO(口づけ)を歌ってくれます。私も国立オペラ座でネトレプコのオペラ『アンナ ボレーナ』を観に行ったことがあります。会場の心を一瞬にしてつかむ美声、完璧なテクニック、迫力のある表現力と演技、そして彼女の美貌に圧倒されました。, 国立オペラ座舞踏会でもオープニングから参加している人だけでなく、テレビ中継を見ている人も感動の渦に巻き込まれることでしょう。, 1曲目 アンナ ネトレプコ  口づけ Il bacio Luigi Arditi 3曲目 デュエット あぁ 麗しの乙女 オペラ ラ、ボエームより O soave fanciulla La Boheme, 本来、デビュタントとは『社交界デビュー』の意味で、良家の女性のお披露目パーティでしたが、お見合いの意味もあったようです。現在はダンス教室に通っている17歳~23歳までの男女がオーディションによって選出されます。服装は男性は黒の燕尾服に白に手袋、女性は白のイヴニングドレスに肘上までくる白い手袋を着用します。, 毎年思うのですが、デビュタントに参加する女性は皆若々しくとても綺麗で、男性もスマートで貴公子に見えます。オペラ座舞踏会でのデビューは彼らにとっては選ばれた人であり、その誇りが更に美しいオーラを放つようでしょうか。, 洋服は各自で用意しますが、ティアラはオペラ座がプレゼントしてくれ、毎年違ったデザインをオーストリアが誇るクリスタルの老舗スバロフスキー社にて制作されます。今年はドナテラ ベルサーチのデザインによるものです。, 2019年のティアラのテーマはワーグナーのオペラ『ラインの黄金』です。ライン川で3人の妖精によって守られている金を、太陽の光がライン川の奥深くを貫通し、『ラインの黄金』が照らされる重要なオペラシーンです。, ベルサーチは光があたってラインの黄金が輝かやいているように、380個のスワロフスキークリスタルを使用しました。今からティアラを着用して踊るデビュタントを見るのをとても楽しみにしています。, 2019年のオペラ座舞踏会ではウィーン在住の日本人照明デザイナー 伊藤恵さんとのコラボによる日本の空間が設置されることになりました。, クラシックファンが多い日本では毎年沢山の方がウィーン国立オペラ座の公演を観にいらっしゃいますし、引っ越し公演においては日本で何度も開催されているほど日本と国立オペラ座は大変深い親交があります。, 今回、オペラ座後部一角に設置される『日本の空間』はまるでプッチーニのオペラ『マダム バタフライ』を彷彿させるような美しい空間だそうです。中心には桜の木、幸運の鶴の折り紙、そして伊藤恵さんのデザインによる照明が設置されています。, 伊藤さんは空間に相応しい布を選ぶために日本に帰国したそうです。伊藤さんの照明デザインではよく着物の生地を使用しています。今回も着物を生地を利用し、空間に心地よい光を放つ照明を演出したようです。, 着るものを照明のカバーとして利用するのはヨーロッパ人にはあまり馴染みがありませんが、伊藤さんは日本ではリサイクルは日常的な事と語っています。かつては着なくなった着物はテーブルクロスなど使用する事で物を大切にした『長い日本の古い伝統』を照明にも受け継がせているようです。, 「オペラ座舞踏会(オーパンバル)」とはオーストリア共和国の大統領の主催で、年に一度ウィーン国立オペラ座で開催される舞踏会です。舞踏会の中でも格式が高く、毎年世界的に有名な著名人、スターも招待されて参加しています。, その始まりはウィーン会議(1814-1815)からと言われていますが、その時はまだ国立オペラ座は建築されていません。会議にはナポレオン戦争に参加した各国の政府関係者が会議は進まずに宮廷劇場で舞踏会を開催したところから来ているようです。, 1877年にその当時の皇帝フランツ ヨーゼフがオペラ座の一部で舞踏会のセレモニーを行いました。その後ハプスブルクは崩壊しますが、当時の華やかな帝国時代を懐かしむ行事として1922年に再び国立オペラ座が開催されます。舞踏会か正式にオペラ座舞踏会と言われるのは1935年からです。, 会場はヨーロッパ中の花約8万本で豪華に飾られ、踊るスペースとして、平土間客席を取り外し、舞台と同じ高さに設定します。2019年の花の色は赤-オレンジ-紫を使用します。まるでワーグナーのオペラ『ラインの黄金』と『ワルキューレ』の魔法の炎の色のようです。, オープニングのファンファーレ、国家が流れた後、2019年は144組、13の国籍の社交界デビューをするデビュタントたちが入場してきます。次にバレエ、オペラ歌手を披露してくれます。, それが終わると、デビュタントがダンスを披露します。大人への仲間入りをする初々しさがとても素敵です。最後にヨハンシュトラウスの「美しき青きドナウ」の曲が流れ、「ALLES WALZER」(さぁ みんなで踊ろう!)のかけ声とともに、今まで見ていた他の参加者も混じって、いっせいに踊り始め、朝の5時まで宴が続きます。, 気になるお値段は、入場料のみ290ユーロ テーブル席は200ユーロから 舞台で席に座るとなると10000ユーロから20000ユーロもします。ヨーロッパの社交界デビューにふさわしいお値段です。踊らなくても入場料を購入すると、誰でも参加することが出来ます。, 簡単なステップを一日レッスンで覚えて参加してもいいですし、きっと素晴らしい思い出になると思いますので、一度ウィーンで舞踏会に参加したい方は国立オペラ座舞踏会を是非お勧めします!, 国立オペラ座舞踏会は世界中の舞踏会でも格別です。映画のワンシーンを体験しているような、おとぎの国にいる気持ちにしてくれます。テレビやYOUTUBEでも観ることが出来ると思いますので興味のある方はご覧になってくださいね。, このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。. 川越にて社交ダンス教室「岸田ダンスアカデミー」経営の傍らアラフィフ現役競技選手として奮闘中。身体と心のヘルシーライフ応援ラテンダンサーとしてHAPPYの輪を広げています。趣味は人生のスパイス・弾丸一人旅。, 1月~2月は舞踏会シーズンらしきことをガイドブックで見て更に調べてみたら…いろんなところが主催してホントにたくさんある!, え?舞踏会見学できたりするの?あわよくば踊れちゃったりして?などと思ったけど基本的に同伴者と行くべきところ, 客席を取り払いオーケストラピットにもダンスフロアをしいて舞台までひと続きのダンスフロアを作るんですって。(あれ?オーケストラはどこで演奏するんだっけ?), エルマイヤーダンススクールは毎年王宮で舞踏会を開催している由緒ある教室みたいで、サイトを調べてみたら個人レッスンとかやってるし、ホームページが日本語でも見れたので、いけるぞ!と思ったのですねぇ~(結局やりとりはすべて英語でしたけどねぇ, 窓はあるけど外からは全く様子をのぞけません。中からはマイクを通してカウントなどを言いながら指導してるのが聞こえてはきます。ビデオ禁止みたいなことが表示されているようだ。気軽に写真とか撮れそうにないな~などと思いながら中へ。, しばらく待ってると、担当の先生が来てくれて…団体レッスンをやってるところを突っ切って、奥の部屋へ。, 男の子はジャケット着てたと思うけどシャツの子もいたかしら…女の子は膝上丈のスカートとブラウスか膝上丈のワンピースとか…とにかく、ジャージを着てるとかTシャツとか着てなかったのは確か, 私のプライベートレッスンは、ホントにプライベートの空間で行われました。シャンデリアがついてるよ~, まぁ~ダンスの先生してるとかは言いませんでした。学生の頃からやってます、ラテンの方がメインですね…くらいで。なんかややこしくなるかなぁと思って, ナチュラルターンをゆっくりなイングリッシュワルツでならし、ゆっくりなウィンナーワルツでならし、オリジナルスピードへ。, こうやって教えてるんだなぁなんて心にメモしながら…もう少し英語でどんなレッスンにしたいのか説明できるよう準備しておくべきだったなぁと反省。ウィーンで、デビュタントなどで踊られてるスタイルを知りたいと伝えたかったのだけど伝わったのかどうか?もっと引き出せたように思うんだよね, 帰る時も、おそらく先程の若いカップル達のグループレッスンが続いていて…ジルバかな?と聞いたらブギだよ~と説明してくれました。, 私が感じたのは、こちらではダンスは楽しむだけでなく、大人のマナーとか嗜みとか教養なんだろうなってこと, 夜7時~9時くらいから始まって明け方5時まで踊り続けるという、この舞踏会たち。これが期間中毎週のようにアチコチであるという。. ヴィーナー・オーパンバル (独: Wiener Opernball, 英: Vienna Opera Ball)とは、ウィーン国立歌劇場で毎年2月灰の水曜日の前の木曜日に行われる舞踏会である。 ダンス伴奏はウィーン国立歌劇場管弦楽団(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体)およびウィーン・オペラ舞踏会管弦楽団 が … デビュタント(フランス語: débutante )とは、フランス語で、初心者、初舞台の人、年若い、若々しい、などの意味であり、ヨーロッパ諸国、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどのキリスト教国で、20歳前後の上流階級や貴族の白人女性 で、初めて正式に社交界にデビューした者をさす。 クライネ・クローネが提携しているウィーンのダンススクールでは、現地の練習に参加できない日本人デビュタントのために、舞踏会の数日前から英語による特別集中レッスンを設定しています。私も、通訳および先生の助手(? Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved. ウィーンの舞踏会は、華やかなオープニングセレモニーで始まります。 その主役はなんと言っても、Debütant (デビュタント)と呼ばれる、若い男女たちです。 今回は、デビュタントとして舞踏会に参加することについてお話しします! 今年は初めて、ウィーン舞踏会風の「デビュタント*」によるオープニングセレモニーで始まります。また、ハプスブルグ帝国のマリア・テレジア生誕300周年記念のバロックダンスもご覧いただきます。 クライネ・クローネが提携しているウィーンのダンススクールでは、現地の練習に参加できない日本人デビュタントのために、舞踏会の数日前から英語による特別集中レッスンを設定しています。私も、通訳および先生の助手(? こちらもご参照ください 舞踏会シーズン2020年がやってきました! 今、ウィーンは舞踏会のシーズンです!その中でも頂点と言えば『国立オペラ座舞踏会』今年2019年は2月28日に開催されます。 今年はオペラ座生誕150年と記念すべき年でもあり、素晴らしい企画が次々と発表されています。 パリで毎年開催されるデビュタント・バル。 知性と美貌を兼ね備えた若き令嬢たちが華やかに社交界デビューを果たす舞踏会“ル・バル”は、世界中の注目の的です。 2曲目 ユシフ エイヴァゾフ 誰も寝てはならぬ オペラ トゥランドットより Nessun dorma Turandot ウィーンの国立歌劇場(オペラ座)で毎冬開催される華麗な舞踏会の様子は、誰しも一度はテレビ番組で目にしたことがあるのでは。今回は、ウィーンの舞踏会の概要と代表的な舞踏会を紹介したいと思い … ウィーンの国立歌劇場(オペラ座)で毎冬開催される華麗な舞踏会の様子は、誰しも一度はテレビ番組で目にしたことがあるのでは。今回は、ウィーンの舞踏会の概要と代表的な舞踏会を紹介したいと思い … , 現地ガイド発信!ウィーン最新情報 デビュタントたちが踊り終わると、「アレスワルツァー(皆さんワルツを)」という掛け声で皆さん一斉に踊り出し…朝の5時まで踊るのだとか 芋洗い状態です、と現地スタッフが日本語で付け加えてくれました Copyright© 2017年11月25日(土)、ザ・ペニンシュラパリを舞台に開催された今年のデビュタント・バルでは、女優の後藤久美子さんとf1レーサーのジャン・アレジさんの令嬢、エレナさんが待望のデビュー! かつての日本では、スポーツでも芸能界でも“ハングリー精神”がもてはやされた時代があったが、近年の芸能界では、多少胡散臭さもあるような“セレブ”なるものがやたらばっこしている。だが、その中で正真正銘の… | アサジョ 昔々、イギリスの上流階級の家では、娘たちは18歳の誕生日が来るのが待ち遠しかったものでした。彼女たちはデビュタントとして女王陛下に初めて謁見し、華やかな社交界の一員となると、その年からレディとして、舞踏会へと参加できたのです…。