緊急地震速報を受けて、身を守り、揺れも収まった。 その次は何をするべきでしょうか? 火はいつ消すの? 地震発生時の注意事項として、「火を消す」とよく言われます。 緊急地震速報は、地震が発生してから、その揺れを検知し、解析して発表する情報です。一般に、緊急地震速報を発表してから強い揺れが到達するまでの時間は、数秒から長くても数十秒程度と極めて短く、場合によっては緊急地震速報が強い揺れの到達に間に合わないことがあります(次項)。 アラームが鳴ったらスタート!(よ~いドン! 緊急地震速報システム・地震情報システム(阪急電鉄) 地震の揺れが収まったら. 気象庁では、11月5日(木)に緊急地震速報の全国的な訓練を実施します。 緊急地震速報は見聞きしてから強い揺れに襲われるまでの時間がごくわずかであり、その短い間に、慌てずに身を守るなどの防災対応をとるためには日頃からの訓練が重要です。 緊急地震速報のアラームが鳴っても地震の大きさや場所によって、先に来るp波と揺れが来るs波との時間差が随分違ってくるので、アラームが鳴って10秒から20秒…と安易に思っているといけないわけですね. 緊急地震速報は地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データを素早く解析して、震源や地震の規模(マグニチュード)を推定し、これに基づいて各地での主要動の到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせるものです。 詳しくは「緊急地震速報のしくみ」、「緊急地震速報(警報)及び(予報)について」をご覧下さい。 緊急地震速報に活用している観測点(令和2年3月24日現在) 少ない観測データから揺れの強さを速やかに予測する技術 緊急地震速報では、少ない観測点のデータから震源やマグニチュードを迅速かつ精度良く推定する必要があります。